共創ワークショップは、都市部に住む人が、郡上の人・自然・文化に浸り、全力で「あそぶ」3か月間のプログラムです。2017年、2018年と大好評だった郡上カンパニーの共創ワークショップ。いよいよ最終年度となる今回は、より全力の「あそび」を追求したプログラムとなっています。川や踊りなど、郡上の地に心身ともにどっぷり浸りながら出会った仲間たちと、「自分たちならでは」のプロジェクトを作っていただきます。終わった後に、人生が変わる人続出!?
郡上カンパニーでは事業に関わるすべての人が人生においてお互いがどんなものに根ざし、どんなことをめざしているかを共有します。「何をやるか」の前に「誰とやるか」を大切にすることで、自立しながら互いの挑戦を支え合う、しなやかなコミュニティをつくります。
郡上カンパニーの「カンパニー」とは、「仲間」という意味で使っています。ワークショップで出会う郡上の人、郡上外の人、運営チーム、講師、そしてそれぞれの家族までも仲間ととらえ、関係性を大事にしながらプロジェクトに取り組みます。家族の参加もOKです。
ワークショップでは、まずはやってみること、つくりながら考えてみることを大事にしています。そしてその成果は、実現可能性や地域への貢献度、チームメ ンバーや二人三脚で伴走するプロジェクトパートナーの本気度などを審査した上、実現に向 けて事業に取り組む共同創業の機会を提供されます。
もともと郡上八幡の清流のある風景が大好きだった私は、なんとなく「きれいなところでおもしろいことが始まっているな。」くらいの感覚で参加を決めました。が、ここでの出会いは生き方を見つめ直すきっかけを与えてくれました。目を輝かせて自らのテーマに没頭する郡上の起業家は、とても楽しそうで、そんな彼ら彼女らと事業を考えることは、他人との競争の中で生きることに慣れきった私に、「自分のテーマを持ち、楽しむ。」ことの意味を教えてくれました。参加すれば、きっと自分の人生の中で今まで見えなかった、あるいは、遠い昔に忘れてしまっていた道を、見つけることができると思います。
参加のキッカケは「地域課題に向き合うとは…」と、新しい仕事に向き合う義務感からでした。なぜ縁もゆかりもない、郡上八幡という場所へ飛び込もうと思ったのか。もうここから「ご縁」は始まっていたのかもしれません。会議室に缶詰めでやるようなワークショップとはかなり違うものの、「仕事のため」を忘れ「まあいっか!」と流されることが自然に感じられた、不思議な時間。「思考」から飛び出し、身を任せてみる。知らない内に形づくられていく、土地・自然・人や文化との関係性から見えてくる何かが、このワークショップにはあると感じます。私もここでのご縁から郡上で暮らすことになりました。
ある日、ふとした縁で説明会に出席。そこで「なんか面白そうだな」と感じて参加しました。それから3ヶ月間、良いチームメンバーに恵まれ、試行錯誤しながらも楽しく地域課題に取り組みました。メンバーとの話し合いからスタートし、地域の方々からのヒヤリング、沢山遊ぶ合宿、優良事例の視察、専門家への相談と忙しくも充実した時間を過ごしました。振り返ってみると、ワークショップでは沢山の新たな出会いと真剣な遊びに溢れていたと思います。今ではこのときに出会ったメンバーと一緒に、循環経済を実現するための事業づくりに本気で取り組んでいます。「なんか面白そう」と感じたら飛び込んでみてください。
地域のためにそれらしいことを提案するのではなく、自分たちの真ん中から溢れるものを郡上の人と共有することで生まれるものを体現する、そんなワークショップでした。郡上が私にとって、帰って会える人がいる場所になるだけではなく、自分にも立ち返ることができる特別な場所になりました。郡上のすごいところは、私だけの帰る場所になるのではなく、来た人全員がそう思ってしまうような力を秘めているところです。HPを見て、少しでも引っかかるようなら、ぜひ飛び込んでみてください!
頭・心・体すべてを使って郡上という土地と出会い、郡上カンパニーの仲間たちと出会います。オリエンテーション、互いの自己紹介、チーム結成を行います。
※家族参加可
第二回は郡上の川で全力であそびます。そしてあそぶということが本質的にどういうことなのかを考え、自分が仲間たちと一緒に一番心に素直になった「プロジェクトあそび」を考えます。
ここまでに考えてきたこと、やってきたことをまとめて、郡上カンパニーの仲間たちに共有します。残りの1か月間でどのようなことをすべきか、考えます。
※家族参加可
ここまで、仲間たちとやってきたことを、郡上市の人々に向けて発表します。発表後は、ここまでの3か月がどのようなものだったか、振り返ります。
1973年、西国分寺生まれ。東京大学法学部卒業後、マッキンゼー&カンパニーを経てベンチャーキャピタルの創業に参画。その後、株式会社フェスティナレンテとして独立。2008年には西国分寺の生家の地に集合住宅兼店舗のマージュ西国分寺を建設。その1階に「クルミドコーヒー」をオープンさせた。同店は2013年に「食べログ」カフェ部門で全国1位となる。2017年には、となり駅の国分寺に2店舗目となる「胡桃堂喫茶店」をオープン。ミュージックセキュリティーズ株式会社取締役なども務める。
次の時代に求められる「地域と共創する事業」をつくるプロジェクトに真剣に取り組もうという意志のある方を募集します。
応募条件:
開講期間:2019年7月~10月
開講場所:都内近郊および郡上市を予定
募集人数:最大20名程度を予定
参加費 :無料(郡上への交通費、宿泊費は別途かかります。)
STEP 1 プレエントリー
STEP 2 本エントリー
STEP 3 審査
STEP 4 参加者決定
説明会を以下の日程で開催します。
6/18 (火) 19:00-21:30 大ナゴヤ大学授業:喫茶モーニング(名古屋)
➡facebookイベントページ
6/23 (日) 16:00-20:30 居酒屋郡上カンパニー:BASE(東京・恵比寿)
➡facebookイベントページ
6/25 (火) 19:00-21:30 スローツアー共催:カフェスロー(東京・国分寺)
6/27 (木) 21:00-22:30 オンライン説明会(ZOOM)
このワークショップには誰でも参加できますか?
基本的には募集要項に記載されている社会人経験3年以上、もしくは専門的分野での高いスキル、知識、経験を持つ方を対象にしておりますが、それ以外の方も応募することは可能です。熱意と志のある方は、まずはご応募ください。
全プログラムへの参加は必須ですか?
基本的には、全プログラムに参加していただくことが前提です。どうしても難しい場合は個別に事務局までご相談ください。
費用はどのくらいかかりますか?
プログラムへの参加費は無料です。ただし、郡上や東京で実施するワークショップ参加にあたっての交通費・宿泊費は別途必要となります。
友人やパートナーと一緒に応募することはできますか?
もちろん可能です。ぜひお誘いあわせの上ご参加ください。ワークショップではチームに分かれて事業づくりに取り組んでいただきますが、そのチームは参加者ひとりひとりの夢や興味に合わせて分かれていただく予定です。どうしても同じチームにならなければいけない理由があれば事務局までご相談ください
ワークショップ修了後の流れはどうなっていますか?
チームで提案していただいた事業プラン実現に向け、郡上市のプロジェクトパートナーと話し合っていただくことになります。2020年 4月からはじまる共同創業プログラムでプロジェクトが採用されれば予算もつきますので、人材を募集して実現に向けて動いていくことになります。
郡上カンパニーについて、共創ワークショップについてご質問をお持ちの方、エントリ―にご関心のある方は、まずはお気軽にお問い合わせください!
info@gujolife.com
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